外壁塗装のヘッドカット処理ってどんな効果があるの?
ヘッドカット処理は外壁を塗装する際の「玉吹き」の仕上げとして行う作業工程です。
凸部処理、いわば壁の表面の「盛り上がった部分をならす」工程ですね。
まずローラーによって凹凸を平らにする!
「玉吹き」は、粘着性のある塗料を吹き付けることで、外壁を仕上げる処理なのですが、その表面には凹凸ができます。
玉吹きの名前からも分かる通り、ボツボツと表面に汗をかいたような形状になっています。その塗料が柔らかい状態の内に、ローラーでならすして表面を滑らかにする処理が、ヘッドカット処理です。
凹凸がありすぎると、汚れが溜まる原因ともなるため、かなり平らにしてしまうケースもあります。
塗装を削りとってしまうことも!?
ヘッドカット処理によっては、粘度の高い塗料をならすだけでなく、削りとって平らに仕上げる場合もあります。
サンダーで凸部分「出っ張った所」だけを丁寧に削り、「見た目には模様になっているが表面としては滑らかになっている」といった仕上げを行う場合もあります。
どの「ならす」「削る」のケースであっても、下地となる塗料を過度に落とさず、塗料面をある程度キープする必要があります。
また、リフォーム時には「修繕する部分と元の状態のままの壁に差」ができるので、上手くヘッドカット処理でわからなくするケースもあります。